2021年8月からクレジットカード積立を始めました。
証券会社で投資信託などの金融商品を購入する場合、通常は口座に入金した現金を使用します。
最近は一部でポイントの利用も可能になっていますが、クレジットカードによる投資信託の積立購入が可能な証券会社が2021年以降増えてきました。
月1回、上限5万円まで、投資信託の購入が可能です。
しかもクレジットカードのポイントがつくものが多いです。
また、自動リボ等の設定がある場合でも1回払いとなるようです。
クレジットカード積立で主に購入しているファンドは以下になります。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
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つみたてNISA他、積立のメイン
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- eMAXIS Slim 国内債券インデックス
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入金力不足のためポイント目当てで購入してすぐ売却
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まるごとひふみ15
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tsumiki証券取扱ファンドの中で一番低コスト・低リスク
(それでも他より高いのですぐ売却)
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私が現在積立を行っているのは以下のカードです。
APLUS CARD with
以下のつみたてNISAの記事にも記載していますが、SBI証券にNISA口座を開設しています。
APLUS CARD withを使い、SBI証券(SBI新生銀行仲介口座)でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の毎月10万円の積立を行っています。
買付日は3日~9日の間で選択できますが、私は3日にしています。
APLUS CARD withの積立時の還元率は0.5%なので毎月500ポイントもらえます。
なお、アプラスカードの引落先をSBI新生銀行に設定すると、毎月100ポイントもらえます。
アプラスポイントは1000ポイントためればdポイント等に交換できます。
2023年までは楽天証券にNISA口座を開設していたため、eMAXIS Slim 国内債券インデックスを積み立て、入金力不足のため、すぐに売却していました。
売却代金はSBI新生コネクトのサービスによりSBI新生銀行に自動出金されます。
(NISA積立中は売却しませんが)
当初はSBI新生銀行の口座を保有しておらず、三井住友カード(NL)で積み立てていました。
住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金を利用して、住信SBIネット銀行に自動出金していましたが、こちらはATM引出や他行への振込などを行う場合、住信SBIネット銀行側でハイブリッド預金から代表口座への振替を行う必要があります。
楽天カード(・楽天キャッシュ)
楽天カードを使い、毎月10万円の積立を行っています。
(+楽天キャッシュで毎月5万円積立)
買付日は8日です。
還元率は後述しますが、1%であれば1000ポイントもらえます。
このポイントはカードの支払いに充当しているので、1000円引きで買っているようなものです。
ファンドは楽天グループ側のルール変更に伴い随時変更しています。
最初は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を特定口座で2021年8月から、つみたてNISA口座で2022年1月から行っていました。
ただし2022年8月に、上記ファンドはクレジットカード積立の還元率が0.2%に下がってしまいました。
2023年6月からは年会費無料の一般カードの場合0.5%です。
これに伴い、上記ファンドは同時期にサービス開始した楽天キャッシュ積立に変更しました。
- 還元率0.5%
- 最大5万円
- 買付日は1~28日から選択
(私はクレカ積立に合わせて8日)
クレジットカード積立は、還元率1%が維持されるファンドの中から、すぐに売却する前提で新たに積立設定しています。
代行手数料年率0.4%以上というのが、還元率1%以下の条件だそうで、次のPDFを毎月確認して、1%還元となっているものの中から価格変動の小さいものを都度選択するのがベストのようです。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/rfund/guide/creditcard/pdf/fund_list_03.pdf
私は当初ニッセイ日本インカムオープンというファンドを候補に考えていましたが、2022/6時点で0.2%還元となってしましました。
2022/6時点でスマート・プロテクター90オープンというファンドが良さそうと思って検討したのですが、こちらは残念ながら繰上償還になってしまいました。
スマート・プロテクター90オープン | 投資信託 | 楽天証券
私は今のところ別のもっと手数料の高そうなファンドで妥協しています。
海外系で為替ヘッジありのものが値動きも安定していて良さそうだったのですが、売却に2営業日かかるのが微妙で、1%還元でそれなりに安定しそうな国内ファンドをとりあえず選んでいます。
入金力不足のため、購入後すぐに売却する前提で購入しています(以降のカードも同様です)。
2024年のNISA新制度導入に合わせ、NISA口座をSBI証券に変更したため、2024年以降は(売却の手間を軽減したくて)楽天キャッシュ積立も楽天カード積立と同じファンドを選んでいます。
売却代金は楽天銀行に自動入金できます。
マネックスカード
マネックスカードを使い、マネックス証券で毎月10万円の積立を行っています。
ファンドは当初eMAXIS Slim 国内債券インデックスだったのですが、現在は新規設定不可で、5万円から10万円への増額も不可だったため変更しました。
(楽天証券と同じファンドを選べばいいと思います。)
買付日は24日です。
マネックスカードの積立時の還元率は、
- ~5万円:1.1%
- ~7万円:0.6%
- ~10万円:0.2%
となっており、10万円積立の場合、
5万円×1.1%+(7万円-5万円)×0.6%+(10万円-7万円)×0.2%
=550ポイント+120ポイント+60ポイント
で730ポイントもらえます。
売却代金は、日興MRFとしてマネックス証券の口座に残るため、出金指示をしてSBI新生銀行の口座に即時出金しています。
なお、マネックス証券はNTTドコモの連結子会社となっており、NTTドコモが発行する(新しい)dカードによる積立が始まっています。
将来的にアプラスが発行するマネックスカードはサービス終了となる可能性があります。
(以前はクレディセゾンがマネックスセゾンカードを発行していましたが、2021/11まででサービス終了となっています。)
au PAYカード
au PAYカードを使い、auカブコム証券でeMAXIS Slim 国内債券インデックスの毎月10万円の積立設定をしています。
積立の指定日は1日です。
au PAYカードの積立時の還元率は1%なので1000ポイントもらえます。
セゾンカード
JQ CARDセゾンGOLD、SAISON CARD Digitalなどのセゾンカードを使い、大和コネクト証券毎月10万円の積立設定をしています。
積立日は5日です。
10万円積立時の還元率は0.5%なので500円相当のポイントをもらえますが、当月売却した分はポイント付与対象外となります。
売却代金は、大和コネクト証券口座に残るため、出金指示をして大和ネクスト銀行経由で出金します。
JQ CARDエポスゴールド
JQ CARDエポスゴールドを使い、tsumiki証券でまるごとひふみ15の積立設定をしています。
積立の取引成立日は9日前後のようですが、毎月変動するため以下のサイトで確認した方がいいです。
tsumiki証券で購入可能なファンドは7つしかなくイマイチで、長期保有するメリットはなく、すぐに売却する前提です。
エポスカードの積立時の還元はなく、年1回、がんばってるね!ポイントとして積立額の0.1~0.5%(年120万円なら1200円~6000円)のエポスポイントが付与されるそうです。
また、売却代金は、クレジットカードのショッピング枠の現金化を防ぐため、エポスカードの引き落としまで保留となり、引き落とし確認後、エポスカードの引き落とし口座に入金されます。
金額指定で引き出したのに、受取金額が指定した金額よりも少ない!なぜですか? | お困りのときは(FAQ) | tsumiki証券
他カードと比べるとクレジットカード積立をやる価値は小さいです。
少なくともがんばってるね!ポイントのためだけに急いでエポスカードをつくろうとは思わなかったので、優先度を下げていたのですが、キャンペーンをうまく利用できそうだったので、始めることにしました。
私がエポスカードでクレジットカード積立をする目的は、エポスゴールドカード(JQ CARDエポスゴールド)へのアップグレードと、ゴールドカードのボーナスポイントです。
詳細はカードの記事にまとめています。
2024年1月から、積立額の上限が5万円から10万円に引き上げられたのですが、その一方で、2024年4月以降に始まる集計期間より、売却した分はがんばってるね!ポイントやゴールドカードのボーナスポイントの集計対象外となってしまいました。
私は3月~翌2月が集計期間なので、2025年3月以降は積立金額を100円(スルガ銀行Gポイントクラブ引落にするなら150円)に変更する予定です。