大阪~福岡間の移動方法としては、以下のようなものがあると思います。
- 新幹線(新大阪駅~博多駅)
- 新幹線(こだま)(新大阪駅~博多駅)
- 飛行機(伊丹(ITM)~福岡(FUK))
- 飛行機(LCC)(関空(KIX)~福岡(FUK))
- 高速バス(WILLER、オリオンバス等)
- 車(山陽道~九州道)
- フェリー(南港・泉大津・神戸~新門司)
■新幹線
最速2時間24分です。
この区間では基本的には新幹線利用が一般的かと思います。
特に繁忙期は、飛行機や高速バスの割引率が低くなるため、新幹線が相対的に割安にもなります。
のぞみ・みずほの通常料金(指定席)は15600円、さくらの通常料金(指定席)は15080円です。
自由席の通常料金は14750円です。
早期予約割引のEX早特で13140円(平日)、12770円(土休日)、
さらに、スーパー早特きっぷで11690円まで下がりますが、こちらはGWやお盆の時期は利用できません。
また株主優待券を利用して、安くすることもできますね。
多くの列車で東海道新幹線・九州新幹線との直通運転が行われていますが、上りみずほ・さくら、下りのぞみを選ぶと乗り過ごしを防げていいかもしれません。
■新幹線(こだま)
安く利用したい場合、こだま(とひかりの一部列車)に限定されますが、旅行会社が東海道新幹線のぷらっとこだまに相当するプランを販売しています。
所要時間が最大4時間半になることもありますが、旅行代金も日本旅行の「バリ得」という商品の場合、通常期8600円、繁忙期10000円になります。
博多6:21発のこだま840号で、新大阪10:25着、
新大阪19:37発のこだま867号で、博多23:39着です。
一応、逆区間ならひかりが利用でき、
新大阪6:06発のひかり591号で、博多9:19着、
博多20:52発のひかり592号で、新大阪23:32着です。
福岡より大阪の人の方が有用かもしれませんね…
この旅程で問題ないのであれば、こちらもいいと思います。
■飛行機(伊丹~福岡)
が運行しています。
- ピーチ(APJ)
が運行しています。
飛行機の所要時間は1時間15分ほどだそうですが、空港までの移動と搭乗手続きに別途時間がかかります。
伊丹空港~梅田間は、モノレールと阪急を乗り継いで約40分、運賃は440円、
関西国際空港~難波間は、南海電鉄の空港急行を利用して約43分、運賃は930円が余計にかかることになります。
都心部にある駅に行けばすぐ乗れる新幹線と比較すると、ピーチのチケットがセールで格安で取れた場合を除いて、私の利用機会はなさそうに思います。
■高速バス
WILLERやオリオンバスなど数社が夜行バスを運行しています。
安い時は4000円程度からあるようなのでいいと思いますが、繁忙期は4列シートでも8500円くらいまで上がってしまうようです。
夜行と昼行という違いはあるものの、その差が1500円まで縮まるなら、夜行バスの狭苦しい移動による疲れを考慮すると、できれば敬遠したいのが正直なところです。
■車
高速道路料金とガソリン代を合わせると金額も高くなるし、ドライバー2人で交代しながら走り続ける等しないと、体力的にも厳しいです。
4~5人で適当に旅行するぶんにはいいとは思います。
車を大阪あるいは九州に持って行ってその先で使用する目的の場合、大阪~九州間はフェリーを利用すると楽なのでいいかもしれません。
■フェリー
大阪~福岡間だと、
の2社が運航しています。
概ね、17:00~20:00発、翌朝5:30~8:30着というダイヤで、時間はどうしてもかかってしまいますが、とはいえ一晩を船上でゆっくり過ごすだけで着くので、時間を有効活用でき、悪くないと思います。
車やバイクで移動目的の人であれば運転の疲労なしに運べるというメリットがあります。
また、徒歩乗船者でも、この区間であればメリットがありそうだと思ったので、以下記載したいと思います。
大阪~福岡間であれば、瀬戸内海を通るため、海も荒れにくく、よっぽど弱い人でなければ船酔いの心配もいらなそうです。
陸からそこまで離れてないと思うのですが、携帯の電波は思ったよりは入りませんでした。
ただ晩ご飯を食べてお風呂に入って(相部屋の場合)22:00 or 23:00消灯なので、ゆっくりと時間を過ごすことはできても、暇を持てあますほどではないかと思います。
レストランもあるのでバイキングでしっかり食べるのもいいですし、食料を必要な分だけ持ち込んで食べるのもありです。
のりばは、大阪南港フェリーターミナルはOsaka Metroのニュートラムでアクセスできます。
他は、連絡バスアクセスになりますが、南海泉大津駅・六甲ライナーアイランド北口駅・JR小倉駅までは無料で利用できます。
都心ダイレクトの高速バスと比較すると、
が余計にかかることにはなります。
ただし、特に繁忙期の運賃は割安です。
最安の相部屋雑魚寝の場合、
で、アクセスのための電車・バス代を含めても8000円程度で済みます。
通常期であれば最安4760円(35%OFF)、西鉄バス代含めて5910円です。
特に平日は、フェリーの主要なお客様はトラックになるようなので、これでいいんでしょうね。
相部屋雑魚寝といっても、ちゃんと布団をかぶって寝ることができるので、狭い車内でリクライニングするだけの高速バスとは違います。
移動しながらお風呂に入れて、別料金払えば食事もしっかりとれます。
女性と、雑魚寝が嫌な男性は、最安の雑魚寝からは数百円upしますが、2段式の相部屋にするのがいいのではないでしょうか。
相部屋を利用する場合、一応貴重品の管理には気を付けたいです。