povo

 

povoは、KDDIが運営するサブブランドの携帯電話サービスです。

 

2021/3開始のpovo1.0(2021/9新規受付終了)は、月20GBを2728円で使えるというサービスで、

と大差ありませんでした。

グローバル展開する廉価版スマートフォンの場合、4GのプラチナバンドBand18/26に非対応だったりすることもあって、他社と大差ないのであればpovoじゃなくていいと思っていました。

 

2021/9開始のpovo2.0では、基本無料、データや通話定額はアプリ内課金(トッピング)というスマートフォンゲームのようなシステムになっています。

 

ゲームと違うのは、無課金でずっと遊べるわけではなく、180日間に

  • 通話・SMS料金が累計660円以下
  • トッピング(220円~)未購入

の場合、利用停止・契約解除になるので、その点は注意が必要です。

 

基本無課金の場合、かつてSo-netが提供していた0SIMや、donedoneのエントリープランと同様になりますが、これらは最初に事務手数料3300円程度取られるのに対し、povoは事務手数料0円というのも魅力です。

半年に1回220円課金したとして、7年半使ってようやく3300円なので意外とこの差は大きいです。

 

トッピングには以下のようなものがあります。

  • データ使い放題330円(24時間)
  • データ1GB:390円(7日間)
  • データ3GB:990円(30日間)
  • データ20GB:2700円(30日間)
  • データ60GB:6490円(90日間)
  • データ150GB:12980円(180日間)
  • 5分以内通話かけ放題:550円/月
  • 通話かけ放題:1650円/月
  • DAZN使い放題:760円(7日間)
  • smash.使い放題:220円(24時間)

大容量のデータトッピングを購入する場合、データ増量キャンペーンなどを利用できるとお得です。

(例:2022/8/24~10/16、データで20GB以上のトッピングで約25%増量)

 

私も2022/10まで楽天モバイルを基本待受、発信・SMS(Rakuten Link)専用で使っていて、実質0円で使えていましたが、2022/11からは最低1078円かかるということで、povoにMNPすることにしました。

 

期間限定でデータ1GB:499円(30日間)、3GB:1280円(90日間)といったお試しトッピングもあるようですが、楽天モバイルを1GBまで0円で使っていたような人をターゲットにしていると思われ、楽天モバイル実質無料終了後の継続は期待しない方が良さそうです。

 

私の契約時のキャンペーンですが、

  • povoおともだち紹介プログラム
    • 紹介コードを使って申し込むと、開通後データ使い放題ボーナス(24時間)が自動適用
    • データ1GB~150GBのトッピングで、データ使い放題ボーナス(24時間)のコード(有効期限6ヶ月)が1~5回分もらえる
  • 1GB30日フリートライアルキャンペーン(2022/10/24~11/13)
    • データ1GB(30日間)のコード(有効期間1ヶ月)がもらえる

というものです。

 

MNPでeSIMを申し込む場合ですが、手順は概ね以下の通りになります。

  1. povo2.0アプリのダウンロード
  2. 申込情報入力(MNP番号入力等)
  3. 本人確認(eKYC)
  4. eSIM発行(回線切替)
  5. eSIMダウンロード
  6. APN設定
  7. 通話・通信テスト

上記のうち、本人確認はpovo側の確認を待つ時間が少し発生します。

私の場合は、3時間程度だったと記憶しています。

その次のeSIM発行を行うまで、前の契約は残り、povoの契約は開始されないので、回線を切り替える前日までに本人確認の完了まで進め、当日の9:30以降にeSIM発行から進めるようにすると、すぐ開通させることができ、おすすめです。

(私は使いたい当日9:30頃~手続きを始めてすぐ切替をしようと思ったのですが、アプリの調子がわるかったりなども影響し、開通は16:20頃まで遅れてしまいました。)

 

povoおともだち紹介プログラムにより、開通後すぐデータ使い放題ボーナス(24時間)が適用されますが、現在はデータ使い放題は24時間ではなく、翌日の23:59までとなる仕様になっています。

したがって、開通を朝9:30に行うことができれば、14時間半余計にデータ使い放題を利用できることになります。

 

povo料金の支払方法は、公式サイト上の記載はクレジットカードのみとなっていますが、実際にはデビットカードプリペイドカードの一部でもいけるみたいです。

私はANA JCBプリペイドカードにしてみましたが、問題なさそうでした。

 

なお、プリペイドカードを利用する場合、povo2.0アプリから自動引き落としをOFFにすることができるので、普段プリペイドカードを利用停止にしている場合、これを利用して、10日以降、支払い期日の20日までに手動決済するといいと思います。

ただし、支払い忘れを絶対にしないというのが大前提です。

支払いが必要な場合は、povo2.0アプリに通知が届くようなので、通知に気づいたら早めに支払うようにすれば問題ないと思います。

 

povo回線の使い道ですが、私は

  • 通話
    • 待受
    • 短時間携帯への発信が必要な場合は楽天でんわを利用
  • +メッセージ(SMS)
  • データ通信の予備回線
    au回線ではないメイン回線が障害や通信量超過等の場合に活用

の方針で今のところ考えています。