2020年春、モバイルPASMOが始まります!AndroidTMスマートフォンで、より便利に「PASMO」をご利用いただけるようになります。https://t.co/aNhxa5yPql #モバイルPASMO
— PASMO 【公式】 (@pasmonorobot) 2020年1月21日
PASMOは、株式会社パスモが発行する交通系ICカードです。
磁気カードのパスネット(2000~2008)やバス共通カード(1992~2010)の後継として、Suica(2001~)と相互利用可能なICカード乗車券として2007年に導入されました。
モバイルPASMOは、モバイルSuica(2006~)から大きく後れ、2020年に導入されています。
関東地方の私鉄沿線に住んでいるなどして、PASMO定期券を買う必要がある人以外は、PASMOよりもSuicaを使った方がいいと思います。
Suicaであれば、Amazon等一部のネットショッピングでも利用可能、楽天ペイ・au PAY・d払いのSuicaが使えるなど、モバイル対応の交通系ICカードの中で最も有用だからです。
九州在住であればモバイル非対応ですがSUGOCA/nimocaがあるため、使ってる人はほとんどいないでしょうね。
Android向けのキャンペーンがあれば、それ目当てに使ってもいい(メインカードにはならないけど)というところでしょうか。
私は、以前関東地方に住んでいた際に、パスネットを使用して私鉄・地下鉄に乗車していましたが、JR東日本や東京モノレールでは使えなかったため、当時からSuicaと併用していました。
PASMO導入後は私鉄でもSuicaが相互利用で使えることからSuicaのみ使用するようになり、九州に引っ越した後の2024年に至るまでPASMOを使うことはありませんでした。
私は長い間Suicaの物理カードを使用していましたが、2021年のVIEWカードのサービス改定で、物理カードチャージ時の還元率が1.5%→0.5%に下がってしまったことに伴い、おサイフケータイ対応機種を使っていたことから、VIEWカードからのチャージで1.5%還元が維持されるモバイルSuicaを使うようになりました。
その後、当時高還元で知られていたTOYOTA Walletを使うようになったのですが、Androidの場合は、Suicaへはチャージ不可、PASMOなら可という噂話を聞いたことから、一時PASMOも検討しました。
結局、2022年11月時点でモバイルSuicaアプリで500円を試しにチャージしてみたらOKだったので、PASMOは一旦検討対象から外れました。
しかし、2023年末にAmazonでの買い物(ギフト券チャージ)にモバイルSuicaを使った後、突如使えない状態になってしまいました。
そこで代替として急遽PASMOが検討対象に再浮上し、他の交通系ICカードの残高消化後に利用開始することを計画しました。
新規利用のキャンペーンは、iPhoneユーザ向けに2021~2023年にかけて行われていますが、Androidユーザ向けにはまだ実施されたことはないと思います、
それでも、2024/2時点で、
- Apple Music3ヶ月無料
- Androidでも利用可
- VISA LINE Payプリペイドカードから5000円チャージするとLINE Pay残高500円もらえる(2024/2~6)
- モバイルPASMO定期券を購入すると+500円
(私には関係ないが...)
- モバイルPASMO定期券を購入すると+500円
というキャンペーンが行われていたので、私はLINE Payのキャンペーン目当てに利用開始に踏み切りました。
モバイル対応の交通系ICカードでは、同様にキャンペーンを機に利用開始したモバイルICOCAがあるのですが、こちらはGoogle Payに非対応ということで、今後メインで使い続けるならモバイルPASMOの方がいいと判断しています。
モバイルPASMO導入時の記事に、
- JR東日本に支払うシステム委託費が高額であることから、経営体力の弱い鉄道・バス会社が難色を示したため、モバイル対応の計画は進まなかった
- モバイル対応の利便性を重視する大手私鉄の1社(小田急?東急?それ以外?)が費用を丸々負担することで、モバイルPASMOが実現した
という噂話が書かれていました。
なのでモバイルPASMOのシステム体系はモバイルSuicaとほとんど同じと考えられます。
モバイルSuicaと同じように使っていては再び利用停止の憂き目に遭うかもしれません。
利用停止にならないよう、また運悪く利用停止になってしまっても最小限の損失で済むよう、以下の点に留意して利用していきたいと思います。
- 残高は必要最小限(概ね1000円以内)にして、大きな買い物の際は必要な分だけ都度チャージする
- 少額支払い時になるべくこまめに使う
- 還元率5%のLINE Payでも20円未満の端数は切り捨てになるので、百数十円程度までの支払いであれば細かい還元率は気にせず積極的に使う
- キャンペーンでお得にチャージした分も早めに使う
- 例えば上記の2024/2のLINE Payのキャンペーンの場合、キャンペーン還元率10%であることから、QRコード決済(LINEクレカ(P+)利用で還元率5%)よりも優先して残高消化する
- 通常時のチャージで還元率が累計5%に達することはまずないため、これまではLINE Pay等に取られる形で利用機会が少なかった