私はnanacoを、税の納付と、10円プリント、POSAカード購入でしか基本使いません。
※普段の買い物は、以下のクレジットカードが高還元でお得です。
コンサート等のチケットを購入したい場合など、積極的に利用したいです。
私は以前は、楽天カード(JCB)でnanacoクレジットチャージしていましたが、今は還元対象外となってしまいました。
また、新規のカード登録もセブンカード・プラス(0.5%還元)のみになっています。
ということで、今はnanacoギフトを購入してnanacoにチャージして利用しています。
nanacoギフトは、かつてはセブンイレブンやイトーヨーカドーなどでPOSAカードが販売されていましたが、2019年以降は法人向けの販売のみになっているようです。
今のところ福利厚生サービスを提供する福利厚生倶楽部やベネフィットステーション、えらべる倶楽部、そしてちょコムショップなどで入手可能です。
iPhoneユーザならApple Payチャージもおすすめ
ちなみに、iPhoneユーザーであれば、2021/10/21から始まったApple Payのnanacoを使って、Apple Pay対応の任意のクレジットカードからチャージして利用することができます。
複数枚発行も可能なので、還元対象のカード(リクルートカード(Master)等)を持っている人はこちらを利用するのもいいと思います。
以前はMIXI Mからのチャージも可能でしたが、こちらは2022/6/9以降NGとなっているようです。
au PAYプリペイドカードは、利用不可店舗に名前が載ってはいますが、Apple Payチャージは利用可能のようです。
au PAYチャージで高還元のカードをもっている人は、こちらを利用するといいのではないでしょうか。
※2022/11以降、チャージ時のPontaポイント0.5%付与がなくなっています。
https://aupay.wallet.auone.jp/announce/detail/?id=363
nanacoギフトはau PAYを利用していない人で、還元対象外あるいは低還元率のカードしか持たない人、Androidの人(私含む)、おサイフケータイを使わない人におすすめです。
福利厚生倶楽部で購入
会社が加入していれば利用可能だと思います。
(会社員がnanacoギフトを爆買いするメリットは小さいと思いますが…)
1000円分のギフトを1%OFFの990円で、30件まで購入できます。
決済方法は、以前はクレジットカードが使えてお得だったのですが、今は
- コンビニ
- Pay-easy
だけで、さらに1回の決済につき、手数料210円がかかるようになってしまいました。
上限の30000円分購入の場合、0.7%に相当するので、実際には0.3%OFFということになります。
nanacoギフト購入時に、クラブギフトとして0.5%還元されます。
また、クラブギフトは、リロクラブアプリのお知らせをチェックして、1件あたり2 or 5ギフトを貯めることもできます。
2~3ヶ月に1回購入するような使い方であれば、時々アプリを起動してポチポチすることで、手数料210円分のクラブギフトは取り戻せなくもないです。
支払い方法は、FamiPayがいいです。
ファミマTカード(0.5%還元)からチャージしたFamiPayで、30000円分のnanacoギフトを購入した場合、クラブギフトも含めて1.3%還元となります。
月2万円までとチャージ制限は厳しいですが、他の高還元JCBカードを使って計画的にチャージした上で利用すれば、もっとお得になります。
楽天ギフトカードの販売が始まった当初、
- ファミリーマートで直接FamiPayで購入
→0.5%のFamiPayボーナス - 福利厚生倶楽部でnanacoギフトを購入してFamiPayで支払
セブンイレブンでnanacoで購入
→0.3%OFF + 0.5%のクラブギフト
なので、購入額が大きければ、労力はかかるものの楽天ギフトカードの購入に利用してもいいのではないかとは思いました。
以前は、FamiPayのPOSAのキャンペーンで5と0のつく日に直接楽天ギフトカードを購入したり、楽天JCBカードのキャンペーンで、5と0のつく日に直接楽天キャッシュにチャージするとお得だったこともありましたが、利用者が多すぎたのか、2024年時点では行われていません。
ベネフィットステーションで購入
会社がベネフィットステーションに加入している場合はもちろん、それ以外でも会員向け優待としてベネフィットステーションのサービスが提供されている場合があります。
(なお、会社等によっては、nanacoギフトがラインナップに存在しない場合もあるため、注意が必要です。)
たとえば、SAISON GOLD Premiumでは無料で提供されているようです。
通常年会費の高いゴールドカードですが、例えば私の場合、他のセゾンカードを利用していて、インビテーションをもらったことがあります。
インビテーション経由であれば、年会費無料となるので、nanacoチャージをしたい場合に利用するとお得かもしれません。
他には、月額330円かかりますが、ビューカードを持っていればVIEWベネフィットパス、セゾンカードを持っていればトク買といった名前でも提供されています。
それらのカードで会費を支払うことで、ベネフィットステーションのサービスが利用可能になります。
2023/5までは、JACCSのカードの特典でJ'sコンシェルという名前でも提供されていました。
あたりの年会費無料のカードでも保有するだけで利用できてお得でした。
なので私がPonta Premium Plusを新規でつくった目的の一つだったりします。
ただし2023/7のリニューアル後のJ'sコンシェルはクラブオフになったため、現在はこの目的では活用できません。
また、ベネフィットステーションを提供する第一生命ホールディングス等で株主優待としても提供されています。
第一生命ホールディングスの株価は、2024/9時点で1株4000円位で推移しており、100株以上の保有が必要なため、40万円程度の投資が必要です。
株価は変動するため、株価が下落すれば当然ながらかえって損をすることになるので、自己責任で、慎重に判断する必要があります。
クレジットカードを作りたくない、株も買いたくないという場合、例えば月550円のデイリーPlusなどのサービスに登録すれば、ベネフィットステーションのサービスを利用できます。
以前は、月330円の課金で、ベネフィットステーションプライベートというサービスを利用するという方法もあり、VIEWベネフィットパス等と比べてもカードの制約がないというメリットがあり、こちらも検討はしていたのですが、2022/2で新規入会受付は終了となりました。
基本的には1%OFFで、
- 1000円分のギフトを990円で、1月あたり100枚まで
- 2000円分のギフトを1980円で、1月あたり50枚まで
- 3000円分のギフトを2970円で、1月あたり33枚まで
購入できます。
また、2023/2/28まで、期間限定で、1.5%OFFで、
- 1000円分のギフトを985円で、期間中100枚まで
追加購入可能となっていました。
1.5%OFFで買えるのであれば、Apple Payやちょコムよりも高還元となることも多いのではないでしょうか。
私は、定期的にベネフィットステーションをチェックして、できるだけ1.5%OFFで拾っていければいいなと思っています。
決済方法は、
- 銀行振込
- コンビニ
ですが、コンビニ払いはセブン、ファミマは×な上に手数料もかかるので銀行振込一択だと思います。
ベネフィットステーションプライベートに330円課金した場合の還元率を計算してみます。
基本の1%OFFの分を買えるだけ買ったとして、299000円分のギフトを296010円で購入できることになります。
299000 / (330 + 296010) = 1.008976...
なので還元率は約0.9%相当ということになります。
税の納付にnanacoを利用するような人なら、セブンカード・プラスよりはお得になると思います。
ちょコムeマネーで交換
NTTスマートトレードという会社が取扱う、ちょコムeマネーという電子マネーがあり、2023/3現在、nanacoギフト1000円分をちょコムeマネー991円分で交換することができます。
ただし、ちょコムeマネーへのチャージには手数料204円/回がかかってしまいます。
クレジットチャージ(上限1万円/回)の場合、手数料は約1.15%という計算になります。
クレジットカードの還元率がそれ以上ならプラスということになりますが、入会特典等を除いて、ベネフィットステーションより高還元にするのは困難だと思います。
クレジットカードはVISA、Mastercard、JCBが使えます。
コンビニチャージの場合、1回で30万円-手数料204円=299794円までチャージ可能なので還元率はもっと上がります。
ファミマTカードを持っている人なら、以下の手順での入手を検討してもいいかもしれません。
- 還元率0.5%のファミマTカードからFamiPayに30万円チャージしておく
- ファミリーマートで299486円を支払ってちょコムeマネーに299282円をチャージ
- nanacoギフト302000円分に交換できるので、0.5%+約0.84%=約1.34%還元という計算
【非推奨】ちょコムショップで購入
2021/9/30頃から、NTTスマートトレードが運営するちょコムショップでも、nanacoギフト券の取扱があります。
1000円分のギフト券を1017円で、1回あたり10口まで購入可能です。
当初は995円だったのが、POSAカード需要増の影響か、2022/6/15~999円に上がり、6月下旬~ずっと在庫切れの状態のようでした。
在庫が復活したら、早めに購入するのが吉と思って時々チェックしながら待っていたのですが、2022/12に復活と同時に1017円まで上がってしまいました。
1.7%も割高で、ちょコムeマネーよりも不利となると、もうちょコムショップで買うメリットは見い出せないですね…
ちょコムショップで使えるクレジットカードはVISA、Mastercardのみで、JCBは使えません。
期待はできませんが、買う人が少なくなって需要が減少すれば、価格を下げる可能性もないとは言い切れないので、一応たまにはチェックしておこうかなと思います。
購入限度額は、1週間で10万円、1ヶ月で30万円です。
ただし、新規の場合と、カードを変更した場合、以後60日間は、1週間に2万円までの購入制限がかかります。
ベネフィットステーションと比べると、1回に1万円分までしか買えないため、10万円分買うには10回決済する必要があり、たくさん買いたい場合は結構めんどうに感じます。
私が以前999円で購入した際は、決済を3~4回繰り返すとエラーになってしまうため、時間を空けてまた決済を試すというのを繰り返す羽目になったことを覚えています。
nanacoギフトの登録
ベネフィットステーションで30万円分のnanacoギフトを購入した場合、合計183枚のコードを登録しなければいけませんが、まじめに1枚ずつ登録を繰り返すのは、あまりにも大変です。
時間もかなりかかる上に、入力を間違えるリスクも高いので、手動入力での登録を前提にnanacoギフトを購入するのは、私はおすすめしません。
例えば、SeleniumというWebアプリのテストを自動化するツールを利用すれば、画面を自動操作して登録作業を行えるので楽になるし、登録漏れのリスクも大きく減らすことができます。
プログラムを書ける人ならツールのソースコードがネット上に転がっているので、適当に拾ってきて、自分用にカスタマイズして使うといいです。
私はPython版のものをそのようにして使っています。
当初はC#に移植してみたいと思っていたのですが、プログラム内部で使用するライブラリ等の都合上、Pythonのままで少しずついじっていく方が良さそうと判断し、今に至ります。
GUI版を作って安く販売している人もいるみたいなので、プログラムを書けない人はそれを買ってみるのが早いです。
(直リンまではしませんが、「nanacoギフト自動登録ツール」で検索すれば出てくると思います。)
2022/7頃、Chromeのバージョンが103の場合に、Seleniumがうまく動かない不具合がありました。
私はプログラムを書き換えて、起動するブラウザをChromeからEdgeに変更することで不具合を回避しました。
GUI版の場合(細かい仕組みまで把握していませんが)内部で使用しているらしいChromiumのバージョンを上げたりしない限りは大丈夫だったのではないかと思われます。
また、2022/11にnanaco会員メニューのログイン方法が変わり、nanacoモバイルではなく物理カードを利用している場合、カード記載の番号は初回ログイン時のみしか使えず、以後はnanacoモバイル同様、nanaco会員メニューで設定したパスワードでしかログインできなくなっています。
このあたりの不具合やシステム改修に自力対応できない場合も、GUI版を試してみた方がいいかもしれません。