福岡市に住むにあたって、災害リスクをハザードマップを見ながら検討したり、「修羅の国」の治安について考えてみたりしてみました。
■豪雨
台風は、東京みたいな大騒ぎにはあまりならないかもしれませんが、毎年来るのが当たり前な感じです。
また、梅雨の時期など、東シナ海で発達した線状降水帯が流れ込み、記録的な豪雨と水害が発生するリスクもあると思います。
福岡市内の場合
などの二級河川が流れていて、過去には都心部でも氾濫が発生しています。
首都圏外郭放水路にはとても及ばない規模ですが、地下神殿と呼ばれる調整池などの整備も進んでいるようです。
■水不足
福岡市内の川は上記の通りで、筑後川のような一級河川はありません。
そのため、過去には大渇水も経験していて、節水意識も比較的高いらしいです。
今では那珂川上流に3連ダムをつくったり、海水淡水化だったり、筑後川から水を分けてもらったり、緊急時には北九州や熊本方面から水をまわす仕組みもあるそうで、水不足のリスクは小さくなってきているようです。
■地震
豪雨とは逆で、東京と比べるとはるかに地震の発生回数は少なく、九州の人は地震には慣れてないです。
ただし、頻度の違いであって全く心配しなくていいわけではありません。
福岡市内でも西鉄電車線に沿うように警固断層帯というのがあり、2005年の地震の震源域だったりもします。
この断層帯南東部が動いた場合、福岡市内で震度6強も想定されています。
断層帯の北東側や、地下鉄空港線沿線エリアで、木造住宅はちょっと怖いかもしれないとは思いました。
■原発
福岡市の最寄りは50km強西方の佐賀県玄海町にある玄海原子力発電所で、2011年の福島の事故の後、2018年に再稼働しています。
電気代は東京より安いようです。
(あしたでんき標準プラン)
東京電力 26円/kWh
関西電力 22円/kWh
九州電力 23円/kWh
原発のリスクについては、一応話題にはなっていますが、地震・津波の影響は東日本ほどのリスクはないこともあってか、そこまで意識されていないように思います。
それより九州は火山が多いので、阿蘇山噴火の影響などに言及があるのが特徴的かもしれません。
■治安
地下鉄線の天神~貝塚、JR線の博多~箱崎あたり、地名でいうと千代・堅粕とかその辺のエリアって、家探しの時になんとなく避けてしまったんですけど、実際どうなんでしょう?
都心に近くて便利だとは思うんですけど。