福岡市に住むにあたって

福岡市に住むにあたって、災害リスクをハザードマップを見ながら検討したり、「修羅の国」の治安について考えてみたりしてみました。

 

豪雨

台風は、東京みたいな大騒ぎにはあまりならないかもしれませんが、毎年来るのが当たり前な感じです。

また、梅雨の時期など、東シナ海で発達した線状降水帯が流れ込み、記録的な豪雨と水害が発生するリスクもあると思います。

福岡市内の場合

などの二級河川が流れていて、過去には都心部でも氾濫が発生しています。

首都圏外郭放水路にはとても及ばない規模ですが、地下神殿と呼ばれる調整池などの整備も進んでいるようです。

 

水不足

福岡市内の川は上記の通りで、筑後川のような一級河川はありません。

そのため、過去には大渇水も経験していて、節水意識も比較的高いらしいです。

今では那珂川上流に3連ダムをつくったり、海水淡水化だったり、筑後川から水を分けてもらったり、緊急時には北九州や熊本方面から水をまわす仕組みもあるそうで、水不足のリスクは小さくなってきているようです。

 

地震

豪雨とは逆で、東京と比べるとはるかに地震の発生回数は少なく、九州の人は地震には慣れてないです。

ただし、頻度の違いであって全く心配しなくていいわけではありません。

福岡市内でも西鉄電車線に沿うように警固断層帯というのがあり、2005年の地震震源域だったりもします。

この断層帯南東部が動いた場合、福岡市内で震度6強も想定されています。

断層帯の北東側や、地下鉄空港線沿線エリアで、木造住宅はちょっと怖いかもしれないとは思いました。

 

原発

福岡市の最寄りは50km強西方の佐賀県玄海町にある玄海原子力発電所で、2011年の福島の事故の後、2018年に再稼働しています。

電気代は東京より安いようです。

(あしたでんき標準プラン)

東京電力 26円/kWh

関西電力 22円/kWh

九州電力 23円/kWh

原発のリスクについては、一応話題にはなっていますが、地震津波の影響は東日本ほどのリスクはないこともあってか、そこまで意識されていないように思います。

それより九州は火山が多いので、阿蘇山噴火の影響などに言及があるのが特徴的かもしれません。

 

治安

地下鉄線の天神~貝塚、JR線の博多~箱崎あたり、地名でいうと千代・堅粕とかその辺のエリアって、家探しの時になんとなく避けてしまったんですけど、実際どうなんでしょう?

都心に近くて便利だとは思うんですけど。